(日本語による)架空の少数民族の民謡集
作曲 河崎純
第一部第一章で述べた、生と死のあわいを描く彼らの民謡(「死者のアリア」)は、民族が国家に編入されたのち、かつての族長によって組織された「国立民族歌謡団」が東京に招かれます。かつては不思議な合唱で歌われたそれらの歌は、西洋楽器も用いて「洗練」されています。メインボーカリストは、赤子のときに一族に拾われ、育てられたマイカン。異民族でありながら、彼らの歌を歌い継ぎます。 そこからいくつかの曲を紹介します。
■リンクの歌
■タマラの歌
■イキタシルシニ
■ジェフリナの歌
■私は屍
三木聖香(ヴォーカル/マイカン)マリーヤ・コールニヴァ(ヴォーカル)坪井聡志(コーラス/団長ワロジャ)伊地知一子(コーラス)津田健太郎(コーラス)吉松章(コーラス)
ヤン・グレムボツキー(ヴァイオリン)小森慶子(クラリネット)小沢あき(ギター)河崎純(コントラバス )八木美知依(箏)大塚惇平(笙)
まれびとたちの歌声
かつて架空の民族の一族が、、移住をしながら暮らしていた頃、そこに訪れた「まれびと」たちは様々な歌をもたらしていました。離散したのちも集落に残り続け、やがて死を迎えようとする年老いた老婆のシャーマンの見る夢に、いまだ彼女らの歌声が響きあって渦巻いていました。
2 マレビト来訪1 アーニャ・チャイコフスカヤ(ウクライナ)
■ 正教聖歌~ウクライナの嘆き歌
アーニャ・チャイコフスカヤ(ヴォーカル)小沢あき(ギター) 八木美知依(箏) ヤン・グレムボツキー(ヴァイオリン)小森慶子(クラリネット) 河崎純(コントラバス )
■ワロジャの歌(族長の歌)
アーニャ・チャイコフスカヤ(ヴォーカル)坪井聡志(ヴォーカル 団長ワロジャ)サインホ・ナムチラク(声)マリーヤ・コールニヴァ(声)
3 マレビト来訪2 サーデット・チュルコズ(トルコ)
■インプロヴィゼーション
サーデット・チュルコズ(ヴォーカル)チェ・ジェチョル(韓国打楽器、声)河崎純(韓国打楽器)
■三つの子守唄
サーデット・チュルコズ(ヴォーカル)三木聖香(ヴォーカル)アーニャ・チャイコフスカヤ(ヴォーカル)八木美知依(箏)チェ・ジェチョル(韓国太鼓)
4 マレビト来訪3 マリーヤ・コールニヴァと(ロシア)
■私たちははじめて聴くのだ歌というものを1(作詞:ソフィア・パルノーク 作曲:河崎純) <CD「STRAMGELAMDS」より>
小森慶子(クラリネット)中澤沙央里(ヴァイオリン)近藤秀秋(ギター)河崎純(コントラバス)大塚惇平(笙) マリーヤ・コールニヴァ(声)
■私たちははじめて聴くのだ歌というものを2 メゾ・ソプラノ,笙、ヴァイオリンのための (作詞: ソフィア・パルノーク 作曲: 河崎純) <CD「STRANGELAMDS」より>
マリーヤ・コールニヴァ(ヴォーカル)中澤沙央里(ヴァイオリン)大塚惇平(笙)
5マレビト来訪4 サインホ・ナムチラクと(トゥバ共和国)
■ I am a shaman of my life(作詞:サインホ・ナムチラク)
サインホ・ナムチラク(ヴォーカル)小沢あき(エレキギター)小森慶子(ソプラノサックス)
■トゥバ民謡~夢の歌
サインホ・ナムチラク(ヴォーカル)サーデット・チュルコズ(ヴォーカル)アーニャ・チャイコフスカヤ(ヴォーカル)三木聖香(ヴォーカル)八木美知依(箏)チェ・ジェチョル(韓国打楽器)
■マイカン復活コンサート 津田健太郎(音源制作))
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